- 2008-03-30 (Sun) 23:29
- Autocord
6×6フォーマットでもそのうち撮ってみたいと思っていました。でも Roleiflex とか Hasselbladは高すぎて論外。というわけで、国産の二眼レフの中から Minolta Autocord と Olympusflex に目を付けていました(要は手持ちのカメラたちのご先祖様ですね)。
先日こちらのブログでフジペットの真四角写真を見てさらに気になってきたのでネットで調べてみると、
- Olympusflex はレンズが曇りやすいらしい。
- Autocord は使い易さに定評がある。
というわけで Autocord に絞って探してみると、最初に見た中古カメラ屋さんのサイトでいきなり初期型を発見してしまいました。しかも翌日出かける場所の近く…これはもう行ってみるしかない。ってことで早速翌日にそのお店へ。実物を見せてもらうと、外装は革がめくれていたりとそれなりの痛みはあるものの内部はきれいだし、1955 年頃の製品ということを考えればまあまあかなということで購入しました。
Autocord にはかなりたくさんのバリエーションがありますが、私が購入したのはごく初期の露出計なしで、最高1/400秒のシチズンのMXVシャッターがついたモデルです。翌日試し撮りしてみましたら、あっという間に12枚撮り切ってしまいました。家の中だけで、ほとんどすいかさんの寝姿(笑)要するに120フィルムが何枚撮りなのか知らなかったのです。
さて、二眼レフと言えばウェストレベルファインダー。Exa 1b という M42 マウントカメラで体験済みでしたが、やっぱりはフレーミングが難しい…それと最短撮影距離が1mなので、上のような被写体だとちょっとスペースが余っちゃいますね。最後の写真はあまりに余白が多かったのでトリミングしています。
レンズもさすがに無傷というわけではなく、後ろ玉にも細かい傷が少しついていましたが、なかなかクリアに撮れているんじゃないかと思います。フィルム面積が35mmに比べて広大なので、いつもと同じ大きさに縮小するときれいに見えるという効果もありますけれど。描写はどちらかというとカリカリというよりはしっとりした感じでしょうか?(あまり比較対象を知らないのでいい加減な事を書いているかも)近接できないのでそんなにボケてませんが、ボケ方はきれいです。
Comments:2
- つくちゃん 08-03-31 (Mon) 2:43
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早速見に来ました。すごく繊細に良く撮れてますねぇ。毛並みがしっかりわかる!
昔のレンズなので逆光には弱いのですが、このような室内などの柔らかい光だと心配ないですね。
屋外撮影時にはフードがあると、かなり写りが良くなります。サイズの合うものを探すか、
なにかで代用品を自作してみてはいかがでしょうか?接写に関しては、実は外付けのクローズアップレンズというものが存在します。
たまに中古屋さんに出たり、オークションに出たりします。(オークションの方が競って高いことが多い気がする。)
これを使えば50センチ以内まで寄れます。私もミノルタフレックス用のを入手しましたが、
真四角を使ってるうちに広い空間を撮りたくなったので全然使ってないのが現状です(苦笑)
イイなぁ。。。オートコード。。。欲しいかもw - kou 08-04-01 (Tue) 1:42
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フード、もちろん欲しいですよー。
本体を買った直後に純正品がヤフオクに出ていたんですが、落とせませんでした…
先日新宿に Pen F で撮影に行ったついでに、中古屋さんで純正でなくてもいいから合うものがないかと
きいてみたら、「オートコードはバリエーションが多いから、本体を持って合わせてみた方がいいよ」
ということでした。今度機会があったら本体を持って行って探してみようと思います。クローズアップレンズもその時に別の中古屋さんで見たような…
その時はやはり本体がなかったので止めにしましたが、今度まだあったら即確保ですね。オートコードは国産二眼レフでも人気があるせいか、わりと高めですね。
さすがに物が古いのでオークション買いはやめました。
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