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Repo Archive

ちょっと残念な Minolta Repo

  • 2008-10-19 (Sun)
  • Repo

Monolta Repo Test #1Monolta Repo Test #3Monolta Repo Test #2
Monolta Repo Test #5Monolta Repo Test #4Monolta Repo Test #6

Minolta Repo + DNP Centuria 400

以前投稿したMinolta Repoの試し撮りです。ところが。行きがかり上、以前の記事にも書いた業者さんにメンテしてもらったのですが、どうも調子が良くありません。

(1) 全体的にフレアっぽくなることが多い。

古いカメラなので逆光の時に出るならわかるけど、白っぽい被写体が入るとその周りだけでなく全体にもわっとなってしまうことが多いのです。そこで良くレンズを観察してみると、光に当てた時に油膜というかガラスに油が付いて拭き切れていない時のような薄い汚れがあるのがわかりました。これでは光が乱反射してしまって駄目です。うーん、これはもしやスプレー式の潤滑剤を使ったのでは…?という疑惑が浮上です。

(2) ブライトフレームの位置が合っていない。

ブライトフレームを信用してフレーミングすると、見事に上の方がスカスカな写真が撮れてしまいます。で、撮りたかった被写体は右斜め下に寄っちゃいます。上の写真だと奈良美智オブジェとカメラ屋さんが顕著ですね。どうやらブライトフレームの位置が右下にずれてしまっている模様。ただ、これは元からなのかは不明です。メンテ前に試し撮りしなかったのが悔やまれるところです。

レンズの汚れについては、正直ちょっとプロの仕事とは言えない感じですね。考え方もしっかりした良さそうな業者さんだっただけに残念です。もう一度ちゃんと直した方が良いのですが、そこまでこのカメラお金をかけるかは微妙な所です。(本来はこの業者さんに直させるのが筋なのでしょうが、すでに信頼感を失ってるし、何より面倒)

フレーミングは気を付ければなんとかなりそうだし、うまくはまれば結構いい描写をするので、とりあえず割り切って使おうかと思っています。

荷物が来た

何のことはない、不在票が入ってたのに気づいていなかっただけというオチ。
うちの郵便受けの取り出し口は納戸の中にあるのですが、たまたまふたが開きっぱなしで下に落ち、収納物の物陰に紛れ込んでいたのを朝新聞を取りに行って気づいたというわけ。

F山さん、疑ってごめんなさい。でも配達状況を更新するのがちょっと遅いけど…

で、届いたのがこの “minolta repo” というカメラ。ミノルタが発売した数少ないハーフサイズカメラで、後年スペックアップした “minolta repo S” が発売されました。で、ミノルタのハーフサイズカメラは終了。

minolta repo #1

ハーフサイズカメラはオリンパスのが十分あるといえばあるのですが、ミノルタ製ということとデザインにひかれて探していました。でも中古屋に行くと修理済みで24,000円などというとんでもない値段が付いてます。なんでも数が少なくてあまり出物がないのだとか。ちなみにその中古屋さんのレポは巻き上げてシャッタを切ろうとしたらいきなりフリーズしてしまいました。南無。

実際、こういう40年以上も前のカメラは修理済みといっても安心できないのです。もちろん修理されてないものはもっと安心できませんが。そこでネットでこのカメラの情報を探して、どこに気を付ければよいか、修理・調整費用はどれくらいかを調べてみました。最初は修理は必要なくてもそのうち何があるかわかりません(余程状態の良い物でない限り、オーバーホールは必須)。

このカメラは露出計が示す針にレンズ周りのリングを回して露出を合わせる追針式という方式で、絞り値やシャッタースピードの表示はありません。(ちょっとわかりにくいですが、下の写真でいうと、トップカバーの小窓の赤い針にスパナみたいな緑色の針を合わせます)なので、露出計に使われているセレン光電池が死んでいるとほぼ使い物にならないらしいことがわかりました。修理についてはわりとしっかりしていると思われる修理屋さんを発見。メールで問い合わせてみると、部品交換さえなければオーバーホールは1万円ほどで可能とのこと。おまけにどういう個体を探せば良いかも教えてくれました。感謝。

minolta repo (top)

情報も集めた所で海外と国内のオークションを眺めてたら、ヤフオク良さそうな個体が出てきたので確保したのが写真の個体です。送料入れても5,000円程で、届いてみたら以前見た修理済み品より余程きれいで動きも良い(笑)この品物は外箱・取説付きだったので、ジャンクだったとしてもこの値段は納得。トップカバーのフォントがいい感じですねぇ。

肝心の中身の状態は、露出計の針の動きはばっちりでシャッターも問題なくとりあえず写真は撮れそうだけど、絞りが粘っているし、ファインダやレンズも分解清掃が必要な状態。というわけでオーバーホール行き決定です。が、余裕があればその前にテスト撮影したい所。

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